スピリチュアリスト日記


スピリチュアリスト日記

<過去ログ・2015>


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スピリチュアリズム・FukuokaCircle



’15/12/17
「2015年の終わりに・・・」


2015年は福岡に来て21年目となった年でした。人間に例えるなら、成人式を終え大人としての歩みを一歩踏み出すときです。私たちもより信仰を深め、霊的に自立した大人の信仰者を目指し、記念すべき節目のときとの新たな思いを持って2015年を出発しました。そして様々な出来事やいろいろな方との出会い、真理の学習、などを通して、これまで培ってきた真理の理解をさらに深めることができたと感じられる1年となりました。その1年もあと僅かです。
シルバーバーチが語っているように、神に近づくという完全に向けての歩みはどこまでいってもこれで良しということにはなりません。けれども、理想に向けて少しずつ高みを目指して歩を進めて行く。混沌とした物質世界にあって、霊的成長という明確な目的を掲げて毎日を生きることができる。そうした日々を積み重ねた人生は、地上人として最高の人生、霊的人生を歩んでいるということです。傍からみれば、一見平凡な生き方と思われても、霊的に見るならば、最高の価値を持っています。夢物語ではなく、現実に最高に価値ある生き方を、スピリチュアリストはできるのです。
永遠の宝ともいえる霊的成長を成せる歩みができる幸せを感謝すると同時に、霊的人生を生きる喜びを本当に多くの人と分かち合いたいと心から思います。


地上界は争いと敵意と不和に満ちあふれています。涙と悲惨さと流血に満ちあふれています。それでいて一人ひとりは「平和を!」と叫び続けています。そうした中で皆さんには、内部に潜在する可能性について思い出していただきたいのです。あなた方一人ひとりが大霊なのです。皆さんの内部には、大霊の無限の霊力が秘められています。それを呼び覚まし顕現させるなら、前途に立ちふさがるいかなる障害も打ち破ることができるようになります。大霊から賜った霊力を顕現させるのです。皆さん方一人ひとりが、自由に使用できる無限の霊力を秘めた大霊そのものであることを自覚すれば、新しい時代の真の道具になれるのです。

(シルバーバーチの教え下・96)



スピリチュアリズム普及会から発行されていた「シルバーバーチは語る」が、今年の11月に「シルバーバーチの教え」として改題され新版発行されました。その「シルバーバーチの教え」に書かれている言葉です。「シルバーバーチの教え」は1938年にイギリスで出版されていますからおよそ80年ほど前に語っていることになります。けれどもこの言葉は、現時点での地球の様子といっても通用するほどです。
今、世界的規模でテロが、流血の惨事が起きています。まさに、「争いと敵意と不和に満ちあふれています。」そうした中にあって私たちスピリチュアリストは、真の解決策を知っています。どのように生きれば争いのない世界を確立できるのかを理解しています。どんなに時間がかかろうとも、霊的真理を全ての地上人が実践する以外、真の平和は訪れません。スピリチュアリストの責任、使命が本当に大きなものであることを実感します。


手にしている真理を忠実に実践し、一人でも多くの人に手渡すこと。霊界の道具としての歩みを全うしたい、もっと自分を役立てたい、という願いと実践の日々はこれからも続きます。2016年もさらに多くの人が霊的真理との出会いを果たすことができますように心から願っています。(S・S)




’15/11/19
「3段階のスピリチュアリズムとスピリチュアリスト」


今月の読書会で学習した中に、3段階のスピリチュアリズム・スピリチュアリストという内容がありました。10年ほど前にスピリチュアリズム普及会から発行されたニューズレター24号25号にも書かれていますが、スピリチュアリズムの3段階とは現象レベル、知識レベル、そして実践レベルです。スピリチュアリズムは初期の心霊現象を中心とした現象レベルから、霊的知識中心の知識レベル、霊的真理を実践する、実践中心の実践的スピリチュアリズムへと進化、発展してきました。スピリチュアリズムが進化すると同時に、スピリチュアリストも同じ段階を経て進化してきました。

ニューズレターの24号のまとめ(P11)
には3段階の最初の段階である心霊現象は救済プロセスの準備段階であり、2番目の霊的知識中心の知識レベルは救済プロセスの出発点、最後の実践的スピリチュアリズムのレベルは救済プロセスの進行、というように整理が成されています。160年前に心霊現象から出発したスピリチュアリズムは21世紀の今、実践的スピリチュアリズムの段階に入っています。故に私たちスピリチュアリストが目指すべき目標は実践的スピリチュアリストとなることです。それはこの段階に至って初めて霊的成長という救いを得ることになるからです。
しかし、現在のスピリチュアリスト全てが実践レベルに至っている訳ではありません。未だ心霊現象がスピリチュアリズムであると信じているスピリチュアリストがいます。当然そこから抜けきれないスピリチュアリストもいます。

ニューズレターでは、シルバーバーチの霊訓を始め、スピリチュアリズムにおける代表的な霊界通信を発表し、スピリチュアリズムの本場として知られるイギリスの現状がいまだ現象レベル、知識レベルに止まっていることが述べられています。ニューズレターで繰り返して述べられているように、実践なきスピリチュアリズムは無意味です。もちろん真理をただやみくもに実践すればいいというものではないことは当然です。正しく実践することが必要です。そして正しく実践するために正しい理解が不可欠です。

福岡サークルでは9月から3ケ月に亘ってスピリチュアリズムの救いの全体像について学習しました。今月は真理から救いに至るプロセス、即ち霊的真理を霊界から受け取った地上の私たちが成すべきことについて詳しく学びました。
真理を私たちに手渡してくれるまでは霊界の責任です。けれど真理を受け取ったならば、後の全ては私たち地上人の責任となります。真理を正しく理解し、正しく実践していくことで霊的成長を成すことができます。正しい実践を行い、知識の及ばないところは神と摂理への絶対信頼とする信仰レベルの段階が、全てのスピリチュアリストが目指すべき実践レベルのスピリチュアリズムなのです。

イギリスで未だに成し得られていない実践的スピリチュアリズム、ハイレベルスピリチュアリズムの確立を目指して、今、日本のスピリチュアリスト一人一人が日々努力しています。(S・S) 




’15/10/15
「再生の目的」


再生には2つの目的があります。それは霊的成長とカルマ清算のためです。そして再生の目的とそのメカニズムを明確に示したのはシルバーバーチです。シルバーバーチの霊訓がいかに卓越したものであるのかはもう言うまでもないことですが、再生のメカニズムを地上人に初めて明らかにした観点からみても、まさに人類史上最高の叡智であるということがよく分かります。

私たちは霊的成長とカルマ清算という2つの目的のために再生人生を選択しました。現在、その人生を地上で成しています。カルマ清算のための試練はそれぞれの人生の中で必ず起きてきます。多くの場合、それは自分にとって苦しみと感じられる状況下に置かれますが、そのときに利己的な姿勢をとるか、利他的な姿勢をとるかで霊的成長とカルマ清算が決定します。カルマは摂理に背いた結果ですから、純粋な利他的行為で償うことができます。
私たちスピリチュアリストは今、少しでも神の摂理に適った生き方、霊優位の生活と利他愛の実践を成そうと努力しています。真理を一人でも多くの時期の来た方に伝えたいと思って日々努力しています。真理を伝えるという行為は最高の利他愛の実践です。ですからスピリチュアリストの人生は、利他的な人生ともいえます。そうした利他的な生き方を継続していくことによって内在していたカルマも消滅していくはずです。私たちは利他愛を実践することで霊的成長のみならず、カルマ清算をも果たすことができるのです。
また、地上で生活している以上、何らかのカルマを次々に作っていますが、私たちは同時に利他的な霊的人生を歩んでいますから、カルマが現れる以前に取り除かれているのです。霊的真理を手にしているのみならず、真理実践に励んでいるスピリチュアリストがいかに恵まれているかをあらためて実感します。


さらに積極的に奉仕の人生、高級霊の道具として人類救済のために働きたいと決意することで、人生を、より価値のある霊的人生とすることができます。

 あなたが生涯でたった一人の魂に光明を見出させてあげることができたら、たった一人の人間の飢えを満たし、のどの渇きをうるおしてあげることができたら、たった一人の人間の肩の荷を軽くしてあげ、前途に横たわる石ころを取り除いてあげることができたら、それは地上の全財宝にも勝る貴重な行為をしたことになるのです。
[地上人類への最高の福音・39]

私たちスピリチュアリストは、自分自身で自覚している以上の、最高の価値ある地上人生を生きています。(S・S)




’15/9/20
「公開された“霊的人生論”を読んで」


先日、スピリチュアリズム普及会のホームページに「スピリチュアリズムの思想Ⅲ“霊的人生論”[10][11]」が公開されました。
[10]では霊的人生を歩む中で誰もが陥る理想と現実の問題に対して、[11]はスピリチュアリズムへの敵対者との戦いについて、どのように考え、どのように対処すればいいのか、が分かり易く解説されています。
特に[10]の内容は、日々実践に励もうとする私たちスピリチュアリストにとって、日常生活の姿勢そのものに直結するものであり、力と勇気が与えられました。

私たちスピリチュアリストの人生は霊的人生です。霊的人生はどこまでも霊的成長を目指して努力をしていく、努力の継続が求められます。それがどれほど厳しいものであるのかは、歩むほどに実感が増してきます。でもそれこそが人間としての当たり前の生き方であることも、スピリチュアリストであるなら、また心から納得できるものです。
生きる意味や、自分自身がどういう存在なのか、全く何も知らない状態から、ようやく目覚め、未熟さのまま理想を目指して歩む中では、当然現実とのギャップから葛藤が起きてきます。また未熟さ故の失敗も多々あります。
そうした諸々に対して、絶望することなく、あきらめることなく歩みを進めていく大切さが書かれています。そしてどんなときも、今現在の自分を丸ごとすべてありのままに受け入れ、全力で導いてくれている守護霊の存在を思い出すこと、スピリチュアリズムに導かれた素晴らしさを確認することの重要性も示されています。


さまざまな言葉に力が与えられましたが、中でも一番勇気が与えられたと感じた所は、「今この時に、心を改めればよいのです」という箇所です。失敗を恐れず、常に希望を持って歩んでいこうと気持ちを新たにすることができました。

短い内容ですが、ともすればくじけがちな生活の姿勢が正され、大きな力を得られるものであると確信します。折に触れて確認し、日々の糧にしていきたいと思います。(S・S)




’15/8/20
「目標に向けての確実な歩み」


もうずいぶん前になりますが、信仰の歩みは大きな目標を掲げ、それを実現するために必要な小さな目標を設定することが大切であるということを学んだ記憶があります。考えてみれば当然のことですが、私はその重要性を信仰当初はしっかりと体で感じることはなかなかできませんでした。真理を確実に実践し、自分を根本から作り変え、自分自身の霊的成長のみならず、霊界からもたらされた真理を地上に広めていくという大きなことは一朝一夕にできるものではないことは知りつつも、それでも自分自身に関することはできないことはないとがむしゃらに突っ走っていました。

何十年も経ってようやく、その無謀さに気づき、大きな目標に向かって歩む信仰努力は自分の一生をかけて成していくべきものなのだと自覚することができました。一生をかける月日の中で、成した努力を確実に自分の身にしていくためには、それに向けて常に小さな目標を課すことが必要です。
振り返ってみれば、10年前と今を比較してみると、歴然とまでは言えなくても、やはりその頃とは違った自分自身を自覚します。そうしたとき、少しずつではあっても確実に進歩を遂げてきたのだと実感します。
それがどのように成されてきたのかと言えば、やはり大きな目標は心にしっかりと留め、それに向けて必要なこと、少し努力すれば乗り越えることができるという予想の下に小さな目標を設定して、あきらめることなく続けてきたからではないかと思います。
「継続は力なり」という言葉がありますが、少しずつではあっても、また失敗を重ねた歩みではあっても、「この道こそ正しい」と確信した歩みは、常にシルバーバーチの言葉で励まされ、支えられて、努力を積み重ねてくることができました。
いつも自分自身のその時点でのレベルより少し上の目標を設定し、それを乗り越えることができたら、また少し高い目標を用意する。そして自分の未熟さを克服するために、設定した目の前のハードルを越えるべく一生懸命努力する。その繰り返しの中でいつの間にか力がつき、レベルアップをしていくことができるのだと思います。


信仰当初から今までの霊的人生を通して、自分自身が確実に変わってきたという現実は、それが霊的成長ということであるならば、ぶれることのない大きな視点と忍耐をもって歩むことの大切さをあらためて実感します。ともすれば目先の結果のあれこれに目が行きがちですが、常にスピリチュアリストとして最も必要なことをしっかりと自分のものとするために、これからも努力を重ねていきたいと思います。(S・S)




’15/7/16
「新たな思いで」 


「祈り」はスピリチュアリストにとって大切な霊的実践です。静かに目を閉じて祈りの時間を持つとき、私たちは常に自分自身が霊的な存在であることを自覚し、私たちの周りには守護霊を始め、多くの霊たちがいつも愛し導いてくださっていることを感じることができます。

人間は神の分霊を与えられた子供であり霊的存在です。けれども、霊は私たちの五感で捉えることができない故に、多くの地上人が自分自身、霊的存在者でありながら、霊の存在を確信することができないまま、目に見える物質のみに価値を見出す唯物主義にどっぷりと浸かって生きています。自分の周りにある様々な苦しみや悲しみもその唯物主義が原因であり、さらには確固として存在している霊的な事実を分かろうともしない故に霊界があることなど知る由もありません。このような地球の現実は霊的事実を知らしめない限り変わることはなく、地球人が神の意図した霊的存在者として生きることはできない、目覚めることはないと、霊界から真の救いの道が示されました。

その救いとは多くの人が考えるような奇跡によるものではなく、また再臨のメシアが奇跡を以て人類を救ってくれるものでもありません。救いは霊的真理を地上人類が受け入れることから始まります。霊界からもたらされた霊的真理をしっかりと正しく理解することで、地上全体を覆っている唯物主義の間違いを正すことができていきます。さらには正しく実践することで地上人は一人ずつ救われていくのです。気の遠くなるような年月がかかるとしても、霊界から示された方法が確実であるとシルバーバーチは述べています。

私たちスピリチュアリストは、霊界の道具として霊的真理の正しさを身を以て実践し、多くの地上人の見本として、先駆けとして本来の人間の姿である霊的存在者としての在り方、生き方を示していく責任と義務を与えられています。それは本当に大きな価値を持った人生です。

今年もちょうど半年が過ぎました。私たちの日々の霊的人生から、一人でも多くの人が人間としての正しい生き方をしっかりと理解し、人生の生きる指針として真理を受け入れ、日常生活を真理の実践に励む日々とすることができるように、同時に、いつも私たちの周りには励まし、勇気づけてくれる多くの霊たちがいることもしっかりと心に留め、新しい一歩を踏み出したいと思います。シルバーバーチが常に語っているごとく、私たちは最強の力を秘めた神の分霊を持つ霊的存在であり、恐れるものは何もないのです。(S・S)




’15/6/18
「地球の悲劇 ・・・ 精神の堕落・心の危機」


先日の6月10日、福岡で発行されている地方新聞紙上に「心の病中小企業で3割増」という見出しの記事が掲載されていました。それによれば、九州では過去5年間で中小企業の従業員がうつ病などの精神疾患で医療機関を受診した件数が、2010年の約18万3千件から2014年は約23万7千件と約30%増えているということでした。特に40代は最高で47%も増加しているとありました。この統計は中小企業の従業員3600万人のデータからまとめられたものであり、個々の事情も様々にあると思いますが、現実に「心の病」が増えていることを実感させられました。
以前にも、別の統計ですが10代から20代の若者の死因は自殺がトップを占めるとあったのを見たことがあります。自殺もまた「心の病」が大きな引き金となっています。

4月のスピリチュアリスト日記では「地球の悲劇・・・動物虐待」を書きましたが、ニューズレター35号に地球の悲劇として以下の6つが挙げられています。
1.争い・戦争
2.貧困・飢餓
3.間違った宗教による霊的弊害
4.精神の堕落・心の危機
5.動物虐待・環境破壊
6.霊界に未熟者を送り込む霊界の悲劇

今回の新聞紙上にあった「心の病の増加」や、「自殺」は、まさに4番目の悲劇です。
スピリチュアリストにとって人間は肉体だけで生きている存在ではなく、霊的存在であることを知っています。シルバーバーチは、「人間は肉体を携えた霊的存在であり、霊が主人で肉体は僕、道具にすぎない」と繰り返し語っています。霊的存在である以上、霊にエネルギーを与えなければなりません。それは一言で言えば「霊主肉従」の生き方をしていなければならないということです。そうしなければ霊に力を与えることはできません。
しかし、多くの地上人は自分自身が霊的存在者であることを知りません。自分自身の心に、霊に、エネルギーを与える術を知らず、「肉主霊従」の状態で生きています。肉主霊従の状態とは、本能のまま、本能に翻弄されている生き方です。何のために自分は生きているのか、生きる目標を見出すことができず、大切な人生の大半を肉体の快楽追求に費やしています。それ故に、精神的な悩みを抱えていても、根本的な解決には至らず、いつの間にか生きる希望も失ってしまいます。こうした「心の病」はこれからもますます増加していくことでしょう。

精神の堕落・心の悲劇に歯止めをかけるためには、霊的真理の普及以外にはないことをあらためて痛感しています。スピリチュアリストは、先に真理を知った者の責任として、一人でも多くの人が真理を手にすることができるよう、真理実践と普及の努力に励んでいくことが求められています。(S・S)




’15/5/21
「霊界での決意」

様々な欲望が渦巻く物質世界において、これまで地上人類が手にすることのなかった霊的真理の普及がスピリチュアリズム運動として、今、着々と霊界の主導によって進められています。シルバーバーチの霊訓を通して真理を知った私たちスピリチュアリストは、シルバーバーチが真理を知った者としての責任を果たして欲しいとの言葉をしっかりと心に刻んで、地上の道具として真理を伝えて行きたいと願っています。一人でも多くの人に真理を手渡す行為は、地上において最高の価値あるものであることは、年を重ねるにつけて、益々強い確信に変わっています。

以前にも書きましたが、ニューズレター27号には、私たちは地上に誕生する前に、霊界においてすでに真理を伝えるために働くことを決心していたことが記されています。一人一人の潜在意識のなかに植え込まれた決意は、守護霊の必死の導きによって紆余曲折を経ながらスピリチュアリズムとの出会いが成され、自覚することができるようになったのです。これまでの道を振り返ったとき、守護霊や背後の霊の導きがなければ、霊的意識が封じ込められた暗闇の地球世界で霊的世界を確信することは出来なかったに違いありません。あらためて、霊的自覚を促してくれた守護霊に感謝の思いが湧いてきます。

人類が自分の意志で幸せを手にするようにと神の愛から与えられた自由意志は、その使い方を誤ったために人類自ら不幸を招いてしまいました。現在、地球を覆っている様々な不幸や苦しみを一掃する方法は、霊的真理を実践する以外あり得ないことを、私たちはようやく霊界から働きかけられているスピリチュアリズム運動を通して知ることができるようになりました。
現代社会はメディアの発達もあり、誰もが世界中の出来事を一瞬にして知ることが出来る時代です。それはまた、真理を受け取る時期の来た全世界の一人一人に伝えること、すなわち真理を世界中に普及することが、直接現地に足を運ばなくても可能であることも示唆しています。霊界において、今度こそ何としても真理を地球に行きわたらせたいという強い決意があればこその働きかけであることを実感します。

人類は霊的存在であり、神の摂理が地上を支配していることは真理を知れば当たり前の事実として認識できるものです。私たちスピリチュアリストは霊界で決心してきたように、真理を先に知った者として、日常生活のあらゆる瞬間に、なるほど人間としての真実の生き方はこうであったのかと人々に実感させられる姿を示し、真理をしっかりと手渡していかなければならないと思います。(S・S)




’15/4/16 
「地球の悲劇・・・動物虐待」

シルバーバーチは、私たちが住んでいるこの地球は物質主義と利己主義という2つのガンともいうべき悪弊によって様々な悲劇・不幸に覆われていると指摘しています。ニューズレター35号ではそうした悲劇を6つに分類しています。代表的なものが、戦争であり、貧困、飢餓ですが、そればかりではなく、悲劇の1つとして動物虐待があります。
多くの人が動物虐待と聞いて思い浮かべることは、ペットとして飼っていた犬や猫を捨てることだと思います。現在、人間の勝手な都合で捨てられる犬は何十万頭と言われていますが、ペットを飼育したこともなく、捨てた経験もない人にとって動物虐待は自分には関係ないと思うかもしれません。しかし、本当の意味で動物虐待はもっと私たちの身近にあります。それが肉食であり、動物の生体実験です。

「シルバーバーチは語る」の中で、動物の生体実験がいかに神の摂理に反した間違った行為であるかについてシルバーバーチは3ページに亘って言及しています。
その中の1つです。

 
― 動物の生体解剖は動機が正しければ許されますか。―
許されません。残酷な行為がどうして正当化されますか。苦痛を与え、悶え苦しませておいて、何が正義ですか。それは私たちの教えとまったく相容れません。無抵抗の動物を実験台にすることは間違いです。
[シルバーバーチは語る・417]


病に苦しんでいる人を治療するために多くの科学者、医学者が治療法や新しい薬の開発、研究に勤しんでいます。そのために動物を実験材料にすることはやむを得ないことであると考え、そうした研究のあり方に何の疑問を持たない人もたくさんいます。しかし、新薬の開発や最先端の医学研究がどんなに人類のためであるといえども、そのための動物実験は間違いであると、シルバーバーチは断言しています。そしてこの後、動物実験という摂理に反した方法からは正しい治療法は発見されないとまで言っています。
神はどのような意図で動物を造られたのか。人間と動物の関係は本来どのようにあるべきなのか。こうした疑問にシルバーバーチは「動物は人類のために地上に派遣されてきていると同時に、人類も動物を助けるために来ているのです。」と端的に答えています。
人間と動物はお互いに助け合う関係にある ― これが神の摂理です。

現在の地球の状況がこの摂理から大きく外れていることは誰の目からみても明らかなことです。動物を愛し、助け合うどころか、肉食が当たり前のように行われています。動物実験は一般の人の目には触れませんが現実に行われていることは間違いのない事実です。地球はまさに下から2番目の霊的レベルの低い惑星であることをあらためて実感せざるを得ません。
私たちスピリチュアリストは霊的真理の実践者です。それ故に、当然、日々の食生活は肉食をしない菜食主義者であるべきであり、スピリチュアリストこそ率先して動物との真の助け合う関係を示すべきなのです。地上において神の願った動物との関係を築くためには、地上人一人一人が霊的真理を実践する以外ありません。その努力は私たちスピリチュアリストから始まります。(S・S)




’15/3/19
「本物の霊界通信」


スピリチュアリズムとはいうまでもなく霊界主導の人類救済計画です。霊的無知故の物質的悲劇の中で生きる地上人を救うためには、無知を克服するための霊的真理が必要であるということから、地上に霊的真理をもたらすために、まずその前段階として様々な心霊現象が霊界によって起こされました。スピリチュアリズム運動の初期に起こされた多くの心霊現象は、霊的真理を確実に地上に伝えるために、まず霊魂があるということを地上人に認めさせるという目的を持って霊界から起こされたものです。霊界通信も心霊現象の1つです。が、霊界通信は霊的真理を地上に伝えて人類を救済するというスピリチュアリズムの大目的を達成するために不可欠な手段といえるものです。

死者を地上に呼んで、霊媒を通じて話をする霊媒現象は昔から世界中に存在してきました。スピリチュアリズムの霊界通信は、古来より行われてきた霊媒現象を洗練してレベルアップし、高級霊が地上に重要なメッセージや霊的真理を伝えるための手段として開発してきたものです。そして霊界サイドで順を追って様々な工夫をしてきた結果、高級霊専用の通信手段として確立しました。霊界通信を通して、多くの霊的知識やメッセージが地上にもたらされるようになりました。それが霊訓とか霊言と呼ばれるものです。スピリチュアリズムの3大霊界通信としては、アランカルディックの霊の書、モーゼスの霊訓、シルバーバーチの霊訓があげられます。その中でシルバーバーチの霊訓は最も優れたものであり、人類史上最高の叡智であり、人類にとっての最高のバイブル、救済の書ともいうべきものです。

シルバーバーチの霊訓という最高の霊界通信をもたらすために、霊界サイドではここまでするのかと思うほどの多くの準備と共に、それに伴った苦労がありました。スピリチュアリズムによる本物の霊界通信は一人の霊によって演出されるものではなく、霊界サイドに多くの霊たちからなる霊団が組織され、その協力体制のもとで進められるものです。シルバーバーチの霊界通信も、最高の真理を伝えるために霊団が組織されました。そして他の霊界通信には見られない霊界の霊媒と地上の霊媒との高度な一体化、地上の言語である英語のマスター、霊的意識の高い交霊会参加者の準備など、霊界において最高の苦労と犠牲が払われ、最高の霊界通信を生み出すための準備が成されていったのです。
こうした準備によって最高の条件が整ったシルバーバーチの霊界通信は、その後半世紀以上にも渡って霊界の高級霊の総意を100%正確に地上人に伝えることに成功しました。霊的真理が地上の霊媒の潜在意識に邪魔されることなく、100%正確に届けられたのはシルバーバーチの霊界通信だけです。それ故にシルバーバーチが伝えた霊的知識は、内容のスケール、深さ、正確さ、などどれをとっても他の霊界通信の追随を許さない最もレベルの高い、次元の違うものとなりました。


本物の霊界通信では霊界サイドに霊団が組織されます。シルバーバーチの霊界通信の内容が素晴らしいということは、霊団全体の調和状態が良いということを示しています。シルバーバーチの霊界通信はシルバーバーチ霊団の最高のチームワークの下で実現したのです。
霊界の高級霊は、人類を救うために霊的真理を地上にもたらすことを決議し、そのために必要なことを、決して焦らず一つ一つ確実に成してきました。地上人が考えも及ばないほどの多大な苦労や犠牲をも乗り越えて、着実にスピリチュアリズム運動を広めてきました。私たちは地上の道具として、こうした霊界の動きにこれからもしっかりと歩調を合わせて働いていきたいと思います(S・S)




’15/2/19
「素晴らしいこと」


私たちスピリチュアリストは霊的真理を知って理解を深めていく中で、正しく人に伝え、語っていく大切さを学びます。人に真理を語るということ、すなわち伝道は地上に生きる人間にとって最高の価値ある仕事とも言えます。この先、どれほど年老いたとしても、真理を語る、伝えるという仕事は続けることができます。たとえ思うように体が動かせなくなったとしても、「一人でも多くの人が真理を受け取ることができますように」という「祈り」を通して、間接的ではあっても伝道という貢献をすることができます。まさに最高の素晴らしい生き甲斐を持っています。

しかし、一般の人たちは年齢を重ねるほどに、多くの人が生き甲斐をなくしていきます。若い間は前途に夢や希望があり、また家族や子供のためにという思いの中でそれなりに過ごしてきても、退職や子供の独立などで家族のために働くという必要もなくなってしまう年齢となったとき、人生の目標を見失い、ただあきらめの中で日々を無駄に過ごしてしまう人たちは本当にたくさんいます。日本はこれから高齢化社会の到来と言われていますが、生きる目的や価値を見出せない老人たちがさらに増えていくことは間違いのない事実です。

「真理を知らないでいることは暗闇の中を歩くことです」 この言葉は、「霊的新時代の到来」8章のタイトルにもなっていますが、シルバーバーチがその章で語っている言葉です。この言葉通り真理を得ることがない以上、真の生きる価値を見出すことは絶対にできません。

けれども、私たちスピリチュアリストは地上を去る瞬間まで、さらには死後、霊界においても、人間は何のために生きているのかをしっかりと知って、なお最高の生き方ができる立場にいます。最高の生き甲斐を持っています。それは真理を知っているのみばかりではなく、真理を話すこと、伝えることができるからです。それがどれほど素晴らしいことなのかの実感度は、私自身以前に比べ増したとはいえ、まだまだ浅いものであるかもしれません。が、私は今この時点で感じている素晴らしさを少しでも周りの人たちに伝え、伝えた人たちからまた真理を語る人が続き、霊的人生を共に歩む喜びを分かち合いたいと心から思います。(S・S)




15/1/15

「新しい年に向けて」

新しい年2015年が始まりました。今年も、多くの時期の方と出会い、本物の真理を伝えていきたいと願っています。

現在の地球上で起きている国や民族、あるいは宗教における様々な争いの根本的な原因は地上人の霊的無知にあるということを、シルバーバーチは霊訓の中で繰り返し語っています。宗教は本来人々を救うものであるはずなのに、なぜ宗教の間で戦争があるのかと言えば、シルバーバーチは地上の宗教が全て間違っているからだと断言しています。なぜなら霊的真理に基づいた教義ではないからです。正しい神観の上に立った信仰ではないからです。


霊界では誰もが唯一の親である神を崇拝しています。信仰しています。その信仰を地上に根づかせたいと高級霊たちは地上への働きかけを始めました。私たちはシルバーバーチの霊訓を通してそうした事実を知ることができました。そして真理を学ぶほどに、一人一人の地上人の真理実践こそが地球上の戦争や不幸を無くし、神の願われた本来の世界、地上天国とも呼ぶべき明るく輝く世界にしていくことを確信しています。

もちろん、そうした世界がすぐに実現する訳ではありません。これもシルバーバーチが繰り返し語っているように、何百年、何千年という月日が必要です。それでも遠い将来には必ず実現していきます。「シルバーバーチは語る」の中にその世界の様子が具体的に書かれてある箇所があります。

政治も宗教も科学も学問もある一つのものの側面に過ぎないことが理解できる新しい人類が現れるでしょう。その人類にとっては痛みも心配も喪の悲しみも不幸もなく、笑顔と明るい笑い声の世界となるでしょう。
〔シルバーバーチは語る・67〕


地球が争いのない明るい世界、新しい世界となっていくことは間違いありません。
その実現の一歩を、今地上に生きている私たちスピリチュアリストが歩み始めました。自分のささやかな実践が新しい世界に近づいていくことになる、ということを今一度しっかりと心に留めて、今年も歩んでいきたいと思います。
(S・S)