’14/12/18
「シルバーバーチの励まし…2014年の終わりに」
2014年も残すところ2週間となりました。地球の大きさや世界の広さを現実的に考えることはあまりなくても、今、地球のあらゆる地域で人種も民族も異なる人々が暮らしていると思ったとき、生活している場は違っても、同じ時間を生きている、共有しているという自覚は心のどこかにいつも持つことができます。
2014年も地球の様々な場所で様々な人々がそれぞれの人生を歩んできました。この1年は地球に暮らす一人一人にとってどのような1年であったのでしょうか。
地上世界は、一人一人が体験することも千差万別です。そして、その価値評価もまた様々です。同じような体験をしても、ある人にとって、それは苦労、苦難と映り、ある人にとっては喜びとはいかないまでも、自分にとって必要なことであると前向きに捉えていく人もいます。また、自分の狭い日常の生活範囲の中では到底出会うこともない、あるいはそうした人たちがいるということすら考えも及ばない体験をしている人々が現実に存在していることも、今は様々なメディアを通して知ることができます。
私にとって、この2014年は8月の日記にも書いたように、福岡に来て20年という節目の時でもあって、自分自身のこれまでの歩みを振り返る年となりました。日記に、『真っ先に思い浮かぶのは「最善の導き」が常にあった』と書きました。今年もいろいろなシルバーバーチの言葉によって励まされ、心の支えとしてきましたが、この言葉が今年一番心に刻まれました。多くの人に知っていただきたい励ましの言葉です。
自分を役立てる仕事をしている時は必ず大勢の高級霊が援助の手を差しのべております。その霊団が途中で仕事を投げ出してしまうようなことは絶対にありません。耐え忍んでいれば、必ずや目的は成就されます。もとより簡単にはまいりません。苦しいことも辛いこともなしに成就されるとは申しません。が、必ずや成就されます。
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〔新たなる啓示・103〕
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スピリチュアリストに限らず、いつも私たちの周りには守護霊と共に大勢の霊がいます。
そうした目には見えなくても確実に存在している見えないものに対して、満腔の信頼を置く。どのような時も最善を尽くしていれば必ず自分にとって最高の道は開かれるという不動の信念を持つ。本当に大切な、決して忘れてはならない教えです。
今、この瞬間も苦難や、悲しみに打ちひしがれている方もいらっしゃることでしょう。でもそれは決して不幸なことではありません。大勢の霊があなたを応援しています。必ずあなた自身にとって最高、最善の道が目の前に現れてきます。希望を失わず勇気を持って歩んでいきましょう。
来年も一人でも多くの人が最高の真理を手にすることができますよう心から願っています。(S・S)
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